全てのメッセージエリアで、縁取り・影設定を有効にするプラグインです。
ティラノv454から実装済みではありますが、縦書きは非対応っぽいので、一応最新版にして置いておきます。
CSSわからん!でも縁と影両方同時に使いたい!という場合には使えるかも?
主な機能
できる事
- 縁取り・影を同時に両方付けられます。
- メッセージ、キャラ名は個別に指定できます。※v3.00
- レイヤーを指定できます。※v3.00
- 縦書き時も有効です。※指定が必要。半角英数は影位置がズレます。
できない事
- あまり細かい指定はできません。
- FONTの種類によっては綺麗に縁取り出来ない場合があります。
サンプル画像
縦書きに変更した場合の影位置の変更にも対応しています。
ビルダー版のコンポーネント
使い方
※v2.00/ビルダー版の使い方は、同梱の readme.txt をご覧ください。
組み込み方法
- data/others/plugin に 「message_edge」を入れてください。
- first.ks からプラグインを呼び出してください。
[plugin name="message_edge"]
- [message_edge] タグで縁取りや影の指定をします。
パラメータ
[message_edge] タグで指定します。
パラメータ | 値 | 省略時 | 説明 |
---|---|---|---|
layer | 文字列 | "" | レイヤーを指定します。※省略時は全てのメッセージレイヤー message0 等、公式のレイヤー指定と同じです。 |
find | message/chara_name | "" | メッセージエリアorキャラ名を指定できます。※省略時は両方指定 |
edge | 0xRRGGBB 形式 | - | 縁取りの色 ※省略時は縁取りをしません |
edge_blur | 数値 | 1 | 縁取りのぼかし値 |
edge_offset | 数値 | 1 | 縁取りのサイズ |
shadow | 0xRRGGBB 形式 | - | 影の色 |
shadow_blur | 数値 | 1 | 影のぼかし値 |
shadow_offset | 数値 | 1 | 影の位置(右下) |
vertical | true/false | false | 縦書きの場合は true |
clear | true/false | false | 縁取りと影を消去します。レイヤー指定可能 ※clear=true が指定されている場合、他のパラメータは全て無視されます。 |
記述例
例1:縁取りの色指定をする
[message_edge edge="0xFF0000"]
例2:影にぼかしも付ける
[message_edge shadow="0xFF0000" shadow_blur="2"]
例3:message0レイヤーに全部指定する
[message_edge layer=message0 edge="0xFF0000" edge_blur="2" edge_offset=2 shadow="0x00FF55" shadow_blur="1" shadow_offset="3"]
例4:message0レイヤーの指定を削除する
[message_edge layer=message0 clear=true]
v2.00 と v3.00 の違い
少し挙動が違います。 影の指定はずっと同じで、途中で縦書き横書きが切り替わるような場合はv2.00の方が使い勝手が良いかもです。
メリット | デメリット | |
---|---|---|
v2.00 |
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|
v3.00 |
|
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利用規約
- 改造・再配布は自由です。ただし、有償での再配布は禁止します。改造後データの配布も同様にお願いします。
- 利用報告・クレジット表記は任意です。
- このプラグインはドネーションウェア(カンパウェア)です。お役に立てましたら寄付にてご支援を頂ければ幸いです。開発・運営費用とさせて頂きます。
- 詳しくは利用規約をお読みください。
ダウンロード
- BOOTH:メッセージ縁取りプラグイン
- Github:message_edge_plugin
- message_edge_builder_v303.zip - ティラノビルダー版
- message_edge_plugin_v303.zip
- message_edge_plugin_v200.zip
動作確認
ティラノスクリプトVer514b / Ver515beta5
更新履歴
- 2022/07/22 v3.03
- ティラノv514b/v515beta5で動作確認。shadowのみ指定した場合にゲームが止まる不具合を修正。
- 2022/05/22 v3.02
- コード修正。
- 2022/05/15 v3.01
- PC版で反映されない不具合を修正。マクロからタグに変更。
- 2021/02/23 v3.00
- ティラノ506e対応。DOM要素に指定するよう変更。[message_edge]タグ追加。
- 2018/10/21 v2.00
- ティラノビルダー外部プラグイン用を公開。
- 2017/06/08 v2.00
- ティラノv454対応。edgeを8方向に変更。
- 2016/05/02 v1.00
- 公開。
おまけ
layer と find パラメータについて
jQeryがわかる方ならピンときてるかもしれませんが、
$(layer).find(find).css()
と指定してるので、class名のついてる要素にならどんな要素にも使えます。
例えば、ptext に name=test
と指定し、[message_edge layer=test 略]
とすると、ptext にも指定できます。
ptext や glink 等の指定は保存されないので、削除した後は再指定が必要です。
※ビルダー版では自由入力が出来ないので使えません。
blur(ぼかし)について
edgeは8方向指定にしているので、blurを大きくしても濃い色味を保ちます。
shadowは1方向のみなので、blurを大きくすると薄くなります。
細かく指定したい場合はCSSで直接指定した方が良いです。
縦書き時のtext-shadowについて
横書き時の影は普通に右下ですが、縦書き時の影は右上になります。
何故か・・・は、「縦書きWeb普及委員会」の仕様解説がめっちゃわかりやすいです。