ティラノスクリプト - プラグイン
ティラノスクリプト用プラグインです。

メッセージ縁取りプラグイン

2016-05-02 2022-07-22 プラグイン 縦書き , メッセージ , ティラノビルダー
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全てのメッセージエリアで、縁取り・影設定を有効にするプラグインです。

ティラノv454から実装済みではありますが、縦書きは非対応っぽいので、一応最新版にして置いておきます。
CSSわからん!でも縁と影両方同時に使いたい!という場合には使えるかも?

主な機能

できる事

  • 縁取り・影を同時に両方付けられます。
  • メッセージ、キャラ名は個別に指定できます。※v3.00
  • レイヤーを指定できます。※v3.00
  • 縦書き時も有効です。※指定が必要。半角英数は影位置がズレます。

できない事

  • あまり細かい指定はできません。
  • FONTの種類によっては綺麗に縁取り出来ない場合があります。

サンプル画像

縦書きに変更した場合の影位置の変更にも対応しています。

ビルダー版のコンポーネント

使い方

※v2.00/ビルダー版の使い方は、同梱の readme.txt をご覧ください。

組み込み方法

  1. data/others/plugin に 「message_edge」を入れてください。
  2. first.ks からプラグインを呼び出してください。
    [plugin name="message_edge"]
  3. [message_edge] タグで縁取りや影の指定をします。

パラメータ

[message_edge] タグで指定します。

パラメータ 省略時 説明
layer 文字列 "" レイヤーを指定します。※省略時は全てのメッセージレイヤー message0 等、公式のレイヤー指定と同じです。
find message/chara_name "" メッセージエリアorキャラ名を指定できます。※省略時は両方指定
edge 0xRRGGBB 形式 - 縁取りの色 ※省略時は縁取りをしません
edge_blur 数値 1 縁取りのぼかし値
edge_offset 数値 1 縁取りのサイズ
shadow 0xRRGGBB 形式 - 影の色
shadow_blur 数値 1 影のぼかし値
shadow_offset 数値 1 影の位置(右下)
vertical true/false false 縦書きの場合は true
clear true/false false 縁取りと影を消去します。レイヤー指定可能
※clear=true が指定されている場合、他のパラメータは全て無視されます。

記述例

例1:縁取りの色指定をする

[message_edge edge="0xFF0000"]

例2:影にぼかしも付ける

[message_edge shadow="0xFF0000" shadow_blur="2"]

例3:message0レイヤーに全部指定する

[message_edge layer=message0 edge="0xFF0000" edge_blur="2" edge_offset=2 shadow="0x00FF55" shadow_blur="1" shadow_offset="3"]

例4:message0レイヤーの指定を削除する

[message_edge layer=message0 clear=true]

v2.00 と v3.00 の違い

少し挙動が違います。 影の指定はずっと同じで、途中で縦書き横書きが切り替わるような場合はv2.00の方が使い勝手が良いかもです。

  メリット デメリット
v2.00
  • [plugin]タグのみで完結
  • 縦書きの指定は不要。
  • 起動時にしか指定できない
  • 取り消しできない
v3.00
  • いつでも好きなタイミングで変更できる
  • メッセージとキャラ名を別々に指定も可能
  • 取り消しもできる
  • [plugin]とは別に、[message_edge]タグの記述が必要
  • 縦書き時は指定が必要

利用規約

  • 改造・再配布は自由です。ただし、有償での再配布は禁止します。改造後データの配布も同様にお願いします。
  • 利用報告・クレジット表記は任意です。
  • このプラグインはドネーションウェア(カンパウェア)です。お役に立てましたら寄付にてご支援を頂ければ幸いです。開発・運営費用とさせて頂きます。
  • 詳しくは利用規約をお読みください。

ダウンロード

動作確認

ティラノスクリプトVer514b / Ver515beta5

更新履歴

2022/07/22 v3.03
ティラノv514b/v515beta5で動作確認。shadowのみ指定した場合にゲームが止まる不具合を修正。
2022/05/22 v3.02
コード修正。
2022/05/15 v3.01
PC版で反映されない不具合を修正。マクロからタグに変更。
2021/02/23 v3.00
ティラノ506e対応。DOM要素に指定するよう変更。[message_edge]タグ追加。
2018/10/21 v2.00
ティラノビルダー外部プラグイン用を公開。
2017/06/08 v2.00
ティラノv454対応。edgeを8方向に変更。
2016/05/02 v1.00
公開。

おまけ

layer と find パラメータについて

jQeryがわかる方ならピンときてるかもしれませんが、

$(layer).find(find).css()

と指定してるので、class名のついてる要素にならどんな要素にも使えます。
例えば、ptext に name=test と指定し、[message_edge layer=test 略] とすると、ptext にも指定できます。
ptext や glink 等の指定は保存されないので、削除した後は再指定が必要です。
※ビルダー版では自由入力が出来ないので使えません。

blur(ぼかし)について

edgeは8方向指定にしているので、blurを大きくしても濃い色味を保ちます。
shadowは1方向のみなので、blurを大きくすると薄くなります。
細かく指定したい場合はCSSで直接指定した方が良いです。

縦書き時のtext-shadowについて

横書き時の影は普通に右下ですが、縦書き時の影は右上になります。
何故か・・・は、「縦書きWeb普及委員会」の仕様解説がめっちゃわかりやすいです。

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